頑張りすぎていませんか?真面目にやりすぎていませんか?頑張ることも真面目なことも良いことなのですが、まれに、その性格が悪い方向に出る場合があります。うつ病になることは悪いこと、恥ずかしいことではありませんので、まずはお話を聞かせてください。
うつ病は、意欲低下や憂鬱な症状など心理的な状態が続くだけでなく、不眠や食欲低下、集中力や判断力が落ちる、疲れやすい、だるいといった身体的な症状もみられます。一日中症状があり、その症状が2週間以上続く場合には、うつ病の可能性があります。
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うつ病は些細なことがきっかけで起こります。真面目な方や完璧主義な方がなりやすい傾向もあり、仕事が忙しい、引越し後の人間関係が難しいなど、いつもと環境が変わることもうつ病の原因になることがあります。
自然と自分の話をしていただけるように、病院ではなく自宅に招かれたようなイメージの院内にしています。心に関するお悩みを安心して気軽にお話いただけるようリラックスできる空間づくりをしています。
お話をしていただくだけで気持ちが楽になり快方に向かう方もいらっしゃいます。当院は、丁寧にお話を聞き、一人ひとりと真剣に向き合いながらすべての人が元気になれるように丁寧に診察させていただいています。
過度に薬を出すのではなく、患者様と相談しながら処方をいたします。また、薬の現物や写真を見ながら、特徴や副作用が起こった場合の対処法など丁寧に細かく説明いたします。また薬に抵抗のある方は、相談しながらその人にあった対処法を提案いたします。
ちょっと変だな?と思ったらすぐにご相談ください。うつ病は特別な病気ではなく、誰もがなりうる病気です。お話をするだけでも改善に繋がる可能性があります。
薬での治療が望ましいと判断した場合には、副作用を抑えるために最初は少量からの投薬となります。抗うつ剤の効果があらわれるには2週間適度かかります。また、薬による治療に抵抗がある場合には、相談しながら治療方針を提案させていただきますのでお気軽にご相談ください。
吐き気や眠気、頭痛やめいなどの副作用が出る場合があります。副作用がひどく長引く場合には、医師にご相談ください。
うつ病の治療は、症状が出る急性期から、症状がほぼなくなり安定状態が保たれる安定期へと進みます。治療の経過は一人ひとり異なり、症状がなくなったと自己判断で服薬を停止してしまうと再発することもあります。焦らずじっくりと取り組むことが大切になります。
うつ病の治療は保険対応となります。
休養が大切になります。生活リズムを整えながら十分な睡眠をとり、気が向けば散歩や軽い運動を行い、楽しい・やりたいと思うことを中心に行いましょう。アルコールも適度な摂取なら大丈夫です。
妊娠中は薬物療法を行うことができません。そのため薬物療法を希望される場合には、大学病院の産婦人科と心療内科をご紹介いたします。
紹介状をお渡しいたします。引越し先の心療内科に提出していただければ、今までと同じような治療をうけていただくことができますので、ご安心ください。
うつ病は、誰もがなりうる身近な病気です。気力で解決できる病気ではないため、医師に相談することが改善への近道です。特に真面目な方がなりやすい傾向にありますので、頑張りすぎず、時にはいい加減に過ごすことも大切かもしれません。話すだけでも回復に向かう方も多くいらっしゃいますので、1人で悩まず、まずはお悩みを口に出すことから始めてみませんか? ゆっくりと時間をとってお話を聞かせていただきます。
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丁寧にお話を聞かせていただき、薬の処方が必要かどうかも併せて、患者様の意向を第一に考えながら治療を行います。